2009年6月15日月曜日

GNOME Panel config


パネルメニューまわりの設定の設定について調べてたら、なんだかちょこっと複雑っぽいので、まとめ。

デフォルトだと左上にある「アプリケーション」メニュー内の、各種ショートカットの実体は
/usr/share/applications/ 以下の.desktopファイルとしてシステムにインストールされている(/usr/local/share/applications/ にも入ってたりする)。
ただし、「アプリケーション」メニュー上で右クリックの「メニューの編集」から編集を行うと、
~/.local/share/applications/ にシステム側から.desktopファイルがコピーされて、それに編集内容が書き込まれる。さらに、メニューで削除をしても、.desktopファイル自体は残りつづけて、ファイル中のHidden値がtrueに設定するのでメニューに現れなくなるだけ。
(ちなみに、「メニューの編集」ウィンドウは実は alacarte というアプリケーション。参考:http://mstssk.blogspot.com/2008/11/gnome-panel-2alacarte.html

パネル上のランチャショートカットやアプレットは、GNOME Panelの設定として~/.gconf/apps/panel/以下に保存される。これらの設定にアクセスするには設定エディタ(gconf-editor)を使う。
ただし、パネルの設定のデフォルト値は /etc/gconf/schemas/panel-default-setup.entries に記述されている。

パネル上のランチャショートカットの設定内容は、起動するアプリケーションの実行ファイルを直接指定している訳ではなく。前述の.desktopファイルを指定している。設定は/apps/panel/objects/以下にアイコンごとにある。
パネル上のランチャショートカットを右クリックから編集すると、編集内容を反映した.desktopファイルは ~/.local/share/applications/ ではなく
~/.gnome2/panel2.d/default/launchers/
以下に保存される。
システムや~/.local/share/applications/以下の.desktopファイルを指定している時は、フルパスが/apps/panel/objects/以下の各アイコンごとの設定項目に書き込まれるが、編集した後の~/.gnome2/panel2.d/default/launchers/以下のファイルを指定している時は、ファイル名のみが書き込まれている(ただ、firefox.desktopとだけ書かれていたりする)。

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